モロッコ旅行記(1)フランクフルト→カサブランカ

年末年始の休みを使って、サハラ砂漠で初日の出でも眺めようかと、モロッコに旅行に行ってきたので、その様子を少しずつ書いていきます。


ちなみに行程は、

12/27(土):成田→フランクフルト→カサブランカ(12/28(日)深夜着
12/28(日):カサブランカマラケシュ
12/29(月):マラケシュ
12/30(火):マラケシュカスバ街道
12/31(水):カスバ街道サハラ砂漠
1/1(木):サハラ砂漠→フェズ
1/2(金):フェズ→メクネス
1/3(土):メクネス→カサブランカ
1/4(日)カサブランカ→フランクフルト→成田(1/5(月)朝着)

といった感じでありました。


12/27、ルフトハンザ航空でフランクフルト経由でカサブランカに向かう。
フランクフルトまでは、全日空とのコードシェア便で、運航は全日空だったので、サービス・食事は満足。ワインを飲んで寝て、映画を2本観たりして過ごしているうちに、フランクフルト16時半過ぎに到着。
ここで、カサブランカ行きへの乗り継ぎ時間が、6時間もあったので、一旦フランクフルトの市内散策に向かう。


まずは、近郊電車に乗って、フランクフルト中央駅に向かうが、17時過ぎで既に街は真っ暗である。
とりあえず中央駅から市電に乗り、街の中心地っぽいレーマー広場という所へ行ってみたが、明かりが点灯されている大きなクリスマスツリーがあったほかは、既に街も暗いため、特に観て楽しいものはない。
せっかくだからフランクフルトの名物料理でも食そう、と、ガイドブックに載っていた店を探すも、クリスマス休暇で閉まっている。
見所も既に閉まっている時間なので、特にすることもなく、暗い中フランクフルトのメインストリートをしばらく歩き、ようやくフランクフルト料理を食せそうな、ドイツ料理のレストランを発見。中に入る。


出がけに成田空港で見てきたガイドブックによると、フランクフルトの名物は、ApfelweinとFrankfurter Rippchenだそうなので、とりあえずそれを注文。
出てきてみると、Apfelweinは、りんご酒だが、りんごの風味があるほかは、特にうまくもない。
しばらくApfelweinを飲みながら待っていると、Frankfurter Rippchenがやってきた。

要は、豚肉の塩ゆで。3人前はあるかと思うような大きさの割りに愛想のない味で、半ばうんざりしながら最後まで片付けた。こんなうまくもないものは、名物だなんてガイドブックで紹介しないでほしいと思う。普通にドイツソーセージかシュニッツェルとビールでも注文した方がまだよかった、と後で思った。


食べ終わった後は、腹ごなしに市内散策を続ける。が、ショッピングストリートを歩くぐらいしかやることがなく、買い物をする気もない私には、フランクフルトの夜の街は退屈であった。
そんなこんなでトランジットの時間をつぶし、再び近郊電車でフランクフルト空港へ戻る。まぁ、これだったらフランクフルト市内散策をするよりも、違う過ごし方をした方がよかったかもしれない。

再び深夜発のルフトハンザ航空の飛行機に乗りカサブランカへ。
ただでさえあの豪快な量のFrankfurter Rippchenを食べた後で、機内食は食欲をそそらず、ビールを飲むだけで速攻で寝る。気がつくとカサブランカの空港に着いていた。
既に深夜の1時なので、空港の銀行で両替だけ済ませ、空港の出発ロビーで寝て朝まで過ごすこととした。