長崎フレンチ

昨晩は、家で一日暇だったので、ふと思い立って、気分転換に、長崎のフレンチのお店に行ってきました。
長崎って、意外とフレンチの美味しそうなお店が多くて、お店を開拓するのも楽しみなんですよ。


初めは、All Aboutのフレンチのガイドの嶋さんに薦められた、Impeccableに行こうと思っていたのですが、お店に電話したら、今日はディナーは残念ながらお休みです〜、とのことだったで、代わりに、食べログで評価の高かった、Bistro Pied de Porcに行ってみました。


牡蠣のヴァプールトリュフのヴィネグレットソース


ヒラメのポワレ・赤ワインとイカスミのソース


イベリコ豚の肩ロースのロースト


デザート:プリンとチョコレートのシャーベット


どれもこれもそれなりに美味しく、食べ応えがあって、楽しめました。
やはり、美味しいフレンチのレストランに行くと、気分が変わりますね〜
これからもっと長崎フレンチのお店を開拓してみよっと!

テレビ番組制作に向けた仕事

今日は、テレビ局の人とアニメ制作会社の人と、仕事の打合せをしました。
と言うのも、いま大学で教えている学生に、新しいテレビ番組のアイデアを練ってもらって、実際に番組を制作し、テレビに放映してもらうことで、地域活性化につなげようというプロジェクトを走らせているのです。
今日の打合せは、思った以上に首尾よく進みました。
正直、このプロジェクトは、実際に実現できるかわからないというリスクがある中で、本プロジェクトの代わりに本来の仕事の時間を削らなければならず、危ない橋を渡っていたので、今日の打合せで無事に一つ進んで、ほっとしました。
うちの学生のアイデアも、よい評価を得られたようでした。うちの学生も就職活動で忙しい最中、よく頑張ってくれたと思います。
テレビ放映の実現までには、まだ紆余曲折ありそうですが、一歩一歩頑張って進んでいきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

新年明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろな方に大変お世話になりました。
私にとって昨年は、職場や勤務地が変わったり、新しいプロジェクトに参加したり、環境変化に慣れるのが大変な一年でしたが、その分新しい出会いや発見もあったりして、振り返ってみれば意義のある年でした。
今年は、新しい環境にも早く慣れて、仕事を軌道に乗せるとともに、プライベートも充実した年にしたいと思います。
あと、昨年は仕事が変わったばかりだったこともあり、旅にあまり出られなかったので、今年はまた旅にも出たいですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ドライブ

週末、こちらでできた友人に、ドライブに連れて行ってもらいました。
天気は雨が降ったりやんだりといま一つでしたが、久しぶりに景色のいい海辺をドライブできて、楽しかったなー。


トルコライスの名店でお昼に食べた、トルコライス

トルコライスというのはちゃんぽんの次にくる長崎名物で、トンカツ・ピラフ・スパゲティー・サラダを1つの皿に盛った料理です。
長崎で洋食が食べられるお店ならたいていオーダーできます。
ここのお店のは、カツの上に甘いカレーがかかっていて、何とも不思議な、それでいて癖になりそうな味でした。美味しかった〜


ドライブでは↓こんな感じの橋も見に行きました。SFのゴールデンゲートブリッジには負けるけど、いい眺めでした。

長崎は海が多くて、ドライブしてても楽しいね。


次回はカキ焼きを楽しみに行くことにしました。カキ焼きとは、殻に入った牡蠣をそのまま野外で焼いて食べる、なんともアウトドアな料理です。海辺にカキ焼き小屋というのがあって、海から上がったばかりの牡蠣を焼いて、そのままガブリと食べることができます。今からとても楽しみですね。

「沈まぬ太陽」を観た。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

某国営航空会社を舞台にした山崎豊子の小説を映画化した、「沈まぬ太陽」を観た。
小説の方はまだ読んだことがなかったので、ストーリーは事前によく知らなかったのだが、映画の方は、3時間22分もの長さをまったく長いと感じさせない出来映えの映画だった。
映画は、御巣鷹山への航空機墜落のシーンで始まり、冒頭から映画の内容に引き込まれる。
遺族への対応係を担当する主人公・恩地の現在の姿と、労働組合の委員長を務めていたことにより会社に疎んじられ、パキスタン・イラン・ケニアと海外の僻地に10年間も飛ばされた若き頃の恩地の回想シーンが交錯し、なんともやりきれない気持ちにさせられる。
やがて舞台となった航空会社は、新会長の下で再建を目指すことになり、恩地は会長室に抜擢されることとなるが、改革は半ばで終わることとなる。
自分の信念をひたすら貫き、過酷な目に合う恩地の姿と、他方で出世の道を邁進しようとし、そのためには何でもする同僚・行天の姿が対照的で、組織人としての生き方を考えさせられる。
とにかく、人生とは、家族とは、会社とは、と深く深く考えさせられる映画である。
内容が重いので、元気を出したいときにはあまり観ない方がいい映画だが、さすが山崎豊子の小説をよく映画化した、素晴らしい映画であることは間違いない。
ちょうどJAL再建が話題になっている時期でもあり、この映画も話題になると思う。

35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画


少し前の話になるが、リクルートから杉並区立和田中学校校長に転進し、〔よのなか〕科を始めた、藤原和博さんの「35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画」を読んだ。
この本は、最近読んだ本の中では、最も人生の生き方について考えさせられる、有益な本であったと思う。
この本は、一般によくある、成長を目指す自己啓発本ではない。
「みんな一緒」の時代から、「それぞれ一人一人」の社会になっていく変化の時代において、組織に埋没するのではなく、自立した個人として人生を設計し、プランニングして、オリジナリティの高い人生を歩む生き方について説かれている。
リクルートという組織で高い業績を上げながら、病にかかり、またヨーロッパで駐在経験を過ごす中で、組織人として忙しく働く生き方を考え直すようになり、リクルートを辞め、やがて民間人校長として転進し、教育の世界に携わるようになった、そうした著者自身の経験に裏付けされた著者の考え方が、自分の生き方に絶えず問いを投げかけてくる。
自分が20代の頃にはわからなかった深い内容が、この本には書かれている。
今この本に出会ってよかったと思う。