ゼロからのスタート

8月に九州の大学に移って、1月半ほど経った。
大学に行ったら、時間が自由に使えて、一日の時間がゆったり流れるものかと思っていたが、こちらに来てみると、毎日、新生活の立ち上げや、講義の準備、研究の準備などしている間に、あっという間に日が過ぎていく。
助手の人もいる訳ではないので、雑事も含めて何もかも自分一人でやらないといけないことが多く、研究室で一人黙々と作業をしていて、ほとんど誰とも話をしない間に、一日が終わっていることもしばしばである。
しかも、こちらに友人・知人がゼロの状態からスタートしているので、本当にこのひと月ほどは寂しい生活であった。最近少しずつ、こちらにも人間関係もできてきつつあるが、基本的に職場は個人主義の環境だし、同世代の遊び友達が周りに少ない環境なので、なんだかんだ言ってやはり寂しいものがある。
ゼミの大学生は懐いてくれてかわいいが、やはり世代の差を感じることも多いし。
今週は東京に出張に来たついでに、ホームパーティーなどで久しぶりに都内の友人と会い、なんだかとてもほっとした。九州でも気兼ねなく話のできる仲間ができたらいいと思う。