チェ 28歳の革命

知り合いがいいよ、と言っていたこともあり、革命家チェ・ゲバラキューバ革命での闘いを描いた映画「チェ 28歳の革命」を観た。
もうすぐ上映終了の週末でもあったせいか、映画館は、ほぼ満員に近いぐらいに人が入っていた。チェ・ゲバラへの人気を感じさせる。
さて、映画自体の感想は、、、う〜ん、非常にリアルで熱のこもった映画だと思うが、チェ・ゲバラの生涯についてある程度予習し、彼の生涯に思い入れを持った上でこの映画を観ないと、淡々とリアルに撮影された映画なので、観ても楽しめない映画だと思った。娯楽映画としてこの映画を観に行くことはお薦めしない。
また、この映画は、二部作の前編映画だが、あれ、ここで終わるの?というタイミングで終わってしまい、続きは後編「チェ 39歳 別れの手紙」で、となるので、この映画も、「レッドクリフ」同様、中途半端感が残る。
後編「チェ 39歳 別れの手紙」の方が、切ないドラマがありそうで心に残りそうだが、観に行くか迷うところだ。
カンヌでは二部作一挙上映されたと聞くが、日本でも二部作同時上映にしてほしかった映画である。