「リスクを取る!」シンポジウムに参加

東工大で行われたシンポジウム「リスクを取る!」に参加してきました。
全部出ているほどの時間はなかったため、午後の後半の講演とパネルディスカッションだけ傍聴しましたが、参加者が、黒川清 政策研究大学院大学教授/内閣特別顧問、村口和孝 日本テクノジーベンチャーパートナーズ代表、冨山和彦 株式会社経営共創基盤代表取締役社長、坂本幸雄 エルピーダメモリ株式会社代表取締役兼CEO、と、錚錚たるメンバーだったため、実体験に基づくビビッドな、非常に刺激的な話を伺うことができました。
こういった方々の話を聴いていて、リスクを取る生き方をしていくためには、人生観や世界観、志、哲学などが重要だよな、と改めて感じました。
個人的に特に印象的に感じた言葉:
「チャレンジしないことがリスク。部屋を出て外に出ないことがリスク。そのような考え方で考えるべき」
「リスクと言っても、(ここで議論されているリスクというのは)せいぜいポストを失う、あるいは自己破産すればそれで終わり、といった程度のこと。そう考えれば気にするほどのことでもない」
「大企業に一生勤めて、キャリアを選ぶ自由がないことの方がリスク、とも考えた方がいい」


それにしても、、せっかくのこういった貴重な機会にもかかわらず、参加していた学生が少なかったのが残念でした。学内のPR不足だったのか、それとも学生の関心が低いのか、よくわかりませんが、こういったシンポジウムを開催する際の運営方法について、もっと工夫の余地があるように感じました。