カンボジア・タイ旅行記(4)ベンメリア遺跡

旅から帰国した後も後で、毎日毎晩いろいろと面白い人や本や視点との出会いがあるのだが、とりあえずはまだしばらく旅行記の続き。

9/8、この日は朝はベンメリア遺跡観光。ベンメリアはまさに天空の城ラピュタを思わせる遺跡と言われていることもあり(もっとも、宮崎駿監督が実際ベンメリアを見て「天空の城ラピュタ」を創ったとは到底思えないが。。)、個人的には今回の旅の大きな目的でありハイライト。非常に楽しみ。が、前日夜中まで飲んでたこともあり、やや眠い。。
朝8時にホテルを出発するはずだったが、同じツアーに参加していた子の一人が現れず、待つことに。「昨日夜中まで飲んでたから、もしかしてまだ寝てるんじゃないの?」とみんなで話をしていたら、やっぱり寝過ごしていたらしい。後から大慌てで出てきた。そんな訳で8時20分過ぎに出発。


ベンメリア遺跡までは、シェムリアップから車で1時間半ぐらいの道のりだった気がするが、なにせ眠かったこともあり、途中みんなで爆睡していた。
ベンメリア遺跡周辺やそこまでの道のりは、数年前まではポル・ポト派が仕掛けた地雷がまだ撤去されきってなくて、そうそう気軽に行くことはできなかったようだが、ここ最近、地雷が撤去され、ようやく安全に行けるようになったらしい。

そんなベンメリアにいよいよ到着。密林の中に入る参道を進むと、いよいよ待望の遺跡と対面!

↑これが、参道から見た遺跡の正面。熱帯で人に捨て去られ、放置されていた遺跡は、ジャングルと一体化し、半ば崩壊していた。
タ・プロームよりももっとジャングルと一体化していて、また、それが自然のまま残されたのが、すごくよかった!今回ここを訪れただけでも、遠路はるばる来た甲斐がありました。











遺跡が半ば崩壊していることもあり、遺跡の中をめぐるのは、まるでフィールドアスレチック感覚。






こんな感じでベンメリア本当によかったです。またアンコールワットを訪れる機会があれば、絶対再訪したい。
10年以上前に、「風の谷のナウシカ」のモデルとも言われるパキスタンの山奥の村(もっとも、こちらも実際、宮崎駿監督が訪れたとは思わないが)を訪れたときも、とてもよかったが、今回の遺跡もとてもよかった!!本当に満足。


ベンメリア遺跡めぐりを終えた後は、昼食をとって、シェムリアップまで戻る。
その後、トンレサップ湖ツアーというオプションもあったが、自分はあまり興味なかった&眠かったこともあり、オールド・マーケットで降ろしてもらい、市場を見学した後は、ホテルに戻って休憩することに。


オールド・マーケットは、売ってるものがタイやベトナムよりもさらに安かった。さすがカンボジア
土産物を値切って買った後は、ホテルに戻って部屋で昼寝。今思えば、オールド・マーケットでカボチャプリンやアヒルの孵化寸前の卵を試してみるのを忘れたのが、少々残念だった。。次回カンボジアを訪れる際の課題である。


暑いせいか寝不足だったせいか、気が付くと2時過ぎから4時間も寝てしまった。同じツアーの人たちに起こされ、みんなで夕食に行くことに。
この日は屋台で和気藹々とシェイクを飲みつつ麺類を食べた。


夕食の後は、例によってコンビニでお酒を買って、ホテルで飲み会。
明日は、バンコクに戻る人、シェムリアップに引き続き滞在する人、ベトナムに行く人、とそれぞれ予定が異なるため、みんなで別れを惜しみつつ最後の夜を楽しんだ。
ホテルのお兄ちゃんにも飲ませたら、酔っ払って面白かった(翌朝、二日酔いで頭が痛いと言っていた)。
そんな感じで、カンボジア滞在最後の夜を過ごす。