カンボジア・タイ旅行記(2)アンコール遺跡その1

9/7、朝から一日アンコール遺跡の観光。
まず、アンコールワットからの日の出を鑑賞するために、朝4時半に起床し、朝5時にアンコールワットに向けて出発。
とても眠かったが、早朝のアンコールワットが、空の色が変わる中で徐々にその姿を現す様は、荘厳であった。
惜しくも、雲がかかって、アンコールワットからの日の出は拝めなかったが、日の出を見ることができれば、さぞかし感動したことであろう。







日の出鑑賞を終えた後は、一旦ホテルに戻って朝食をとり、今度は日本語ガイドさんと一緒に、アンコール3大遺跡の観光に出発。
前にも書いたが、この現地人のガイドさんがとてもよい人で、彼の解説のおかげで、遺跡見物を十分楽しむことができた。


まずは、アンコールトムから見物。


















次は、樹木が遺跡を侵食し、熱帯の自然の圧倒的な力を見せつける、タ・プロームへ。
ここの遺跡では、樹木が遺跡を侵食し過ぎて、遺跡に深く食い込んだ木の根が、逆に遺跡の崩壊を食い止めているため、樹木を除去することもできないらしい。
ここは、かなり日本人好みの遺跡と思われるが、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画「トゥームレイダー」の撮影場所になったということもあり(私は見ていないが)、欧米人にも人気なのだとか。







ここのタ・プロームは、ほとんど発見当時のまま残されているそうで、とても興味深い。
もともとは寺院として使われていたそうだが、熱帯で人の管理が入らなくなると、どのようになってしまうかを、まざまざと見せつけてくれる。
天空の城ラピュタを思わせることもあり、アンコールワットに行くなら、(たとえベンメリアに行けなかったとしても)間違いなく必見の遺跡の1つだろう。