マネジメント力の自己分析

職場で、管理職を対象にした「マネジメント力強化研修」というものを受けた。


研修自体は、今さら当たり前のことが多くて、得るものはあまりなく、「どうしてここの職場の研修って、貴重な時間を費やす割には、この程度の内容なのかな〜。世の中もっといい講師がいるだろうに」という疑問を感じたが、唯一、その研修の中で受けた、自分のマネジメント力の診断テストの結果については、なるほどね〜、と発見があった。


このテストでは、いろいろな設問に答えて、その回答結果によって、いくつかのマネジメント力の構成要素のうち、自分がどの要素が高くてどの要素が低いか、というのが現れてくるのだが、その結果、自分は、「部下の指導育成」に関しては、他の要素に比べると改善の余地がある、という結果であった。
(なお、誤解のないように言っておくと、他の管理職の人たちと比べて相対的に低かったわけではない。あくまで、自己の他の要素と比べて比較した結果である)


考えてみると、自分は、自分自身で業務を片付けたり、部下の能力・適性に応じて業務を割り振ったり、部下の業務のアウトプットについて指導したりはするものの、個々の部下の能力開発・育成にきちんと取り組んでいたかというと、若干不足していた気がする。


今後、より多くの人と仕事をし、結果を出していくことが求められることを考えると、自分で仕事をやるだけでなく、人にきちんと教えたり、あるいは育てたりしていくことも重要だよな〜、と改めて反省。


以前も、部下の育成に悩んだときに、コーチング系の本を買って勉強したりしたことがあるが、改めて、自分のリーダーシップ・マネジメント能力向上という観点から、部下の能力開発・育成という点にも、気を配っていきたい。