ゴールドマン・サックス証券株式会社取締役会長 足助 明郎氏の講演を聴いて

友人に誘われて、シカゴ大学ビジネススクールの卒業生の同窓会に参加し、ゴールドマン・サックス証券株式会社取締役会長 足助 明郎氏の講演を聴く機会がありました。
(さすが、金融に強いシカゴ大学ビジネススクールの会ともなると、このような金融界のお偉い方を講演にお招きすることもできるのですね〜)

ちょうど同じ日に、職場の上司の送別会もあったので、遅れて参加せざるをえず、ご講演の終わりの方と質疑応答しか聴くことができなかったのですが、それでも、現在の国際金融の動向と、世界の金融市場における日本の存在感の低下についての危機感をリアルに感じることができ、少しでもお話を聴くことができてよかったな〜、と思いました。
(最後の方だけでもかなり面白かったので、できれば最初から聴きたかったところですが、まぁ、仕方ありません。それにしても、さすがゴールドマン・サックスの会長となる人物の講演は、一言一言が鋭く、質疑応答も含め、面白かったです)

ゴールドマン・サックス証券という、いわゆる「ザ・外資」な会社の取締役会長という立場でありながら、日本はこのままで大丈夫なのか、もっと世界に目を向け、外に開かれた日本にならなければならないのではないか、というメッセージには、大いに共感するところがありました。
最近閉鎖的になってきている感のある、霞ヶ関の役人にも聴かせたいような内容のご講演でした。

私も立場は違いこそすれ、ともに日本を変えるために頑張っていかねば、と改めて感じた次第です。