東京大学でのパネルディスカッションに参加して

本日、東京大学で行われた、大学生のためのリーダーシップ・プログラム「"CHANGE", a leadership program for University of Tokyo」にパネリストとして参加してきました。
正直、内容もよく知らずに、ただ招かれるがままに参加したので、初めは、よくある就活セミナーとかMBA留学セミナーみたいなものだったらつまらなそうだなぁ、、と思っていたのですが、実際行ってみると、意識の高い学生さんが多く集まっていたおかげで、よくありがちなテクニック論に終始せず、話を聴いたり答えたりしていて、こちらも学ばされることが多かったです。私の方でもためになりました。皆さんにはこれからも頑張ってほしいですね。

それにしても、「リーダーシップ」というキーワードでこれだけ学生さんが集まるなんて、すごいですね〜!私が学生の頃は、「リーダーシップ」をあえて学ぼうなんて思わなかったなぁ(普通、こういうのを他人から教わろうという前に、例えば、実際に、高校の生徒会長に立候補したり、大学のサークル活動で役員に立候補したり、サークルで自分で企画を立ててリーダーとして活動する、といったことをやってみるという感じでしょ?)。
どうも、最近は、外資系企業などが、採用活動かPR活動の一環として、大学生向けに「○○リーダーシップ・プログラム」というものを展開しているらしく、その影響もあるみたいです。

パネルディスカッションに参加した後、学生さん達と、懇親会で会話したのですが、やはり、最近は、東大生の中でも、外資系企業(特に、戦略コンサルやI-Bank)は人気みたいですね。それも、単に給料が高いから、というような理由でなく、実際働いている人と会ってみて魅力的な人が多い、というのが大きな理由みたいです。もっとも、人気の外資系企業に入るには、競争倍率が高くて、実際に入れる人はそう多くないみたいですが。
日本の企業や官庁も、もっと学生に魅力的な仕事環境を提供・アピールしないと、このままではいい人材がどんどん外資系企業にとられていって、競争力が低下していくよなぁ、、と、ちょっと危機感を感じたのでありました。