新規事業立ち上げの難しさ

現在、仕事では、経営企画という立場で、既存事業のリストラを考えつつ、新規事業の立ち上げなどに携っているが、ベンチャーでもない組織での新規事業の立ち上げというのは、実際に携ってみるとなかなか一筋縄ではいかない仕事である。
どうしても事業規模の大きい既存事業の方に社内のリソース(人材・資金・時間)を割かれてしまい、まだ構想段階に過ぎないこれからの新規事業にまでリソースが回って来ないのだ。
組織の今後を考えると、絶対に必要な新規事業のはずだが、現在は自分ともう一人のスタッフが片手間で携わる程度、という状況である。
まさに、「戦略的イノベーション」や「イノベーションへの解(こちらは、原書で読んだが)」で描かれているような、企業内新規事業がなかなか上手くいかない要因がそこにあるのを感じている。

戦略的イノベーション 新事業成功への条件 (ハーバード・ビジネススクール・プレス)

戦略的イノベーション 新事業成功への条件 (ハーバード・ビジネススクール・プレス)

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)

早く経営トップのコミットメントを得て、全社的プロジェクトに格上げしたい。