Room to Read Founder & CEO ジョン・ウッド氏の講演
貧困に悩む途上国を改善するには識字率の向上が不可欠、という思いから、マイクロソフトを退職し、途上国に図書館や学校の建設などに取り組むNPO "Room to Read"を立ち上げ、世界中を旅しながら活動を続けている、ジョン・ウッド氏の講演を聴く機会があった。
2000年にRoom to Readを立ち上げてから、今や世界10数か国に活動を広げているという、急成長を成し遂げた同氏の講演からは、情熱があふれ、また、いろいろと学ぶことや考えさせられることが多く、とても印象的だった。
やはり、こうした偉業を成している人と直接接する機会を得ることは、自分にとってもとても刺激になる。
改めて、いろいろ考えるより、とにかく実行することが大事だということを実感。
個人的に特に印象に残った言葉:
とにかく大きく考えろ(Think big)
(私もNPO活動をやっているが、どうすればあなたのように活動を広げることができるのか、との質問に対し、)
次のことをすることが重要だ。
-本を書くこと
-Public speakingをすること
-80%の時間はオフィスの外にいて人と会うこと
人々を巻き込むには、成果を示すことが重要だ。なぜなら、人々は成果を求めるから。
私は、毎回の講演で、必ず、建設した学校の数について話す。
成果の報告は頻繁にする必要がある。Room to Readは上場企業並みに4半期に1回報告を行っている。
活動を広げるには、優秀なリーダーを採用することだ。