ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察

図書館でたまたま見つけて、読んだ本。
私は普段、こういうスピリチュアルな本を読むことはあまりないのですが、この本は珍しく、最後まで読み通すことができました。
この本を読んで、人間関係に対する考え方や人生観が少し変わりました。

ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察

ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察


著者は、人間が生まれ変わることを前提に、人生という学びの場の中で関係を持つ、たがいに肉体を越えた魂のつながりを持つ人間どうしのことを、「ソウルメイト」と定義し、ソウルメイトの存在理由として、人生という学びの場で、たがいの学びを助け合うために、
  -たがいに試練を与え合うこと
  -たがいに喜びを与え合うこと
があると述べています。
このように考えると、幸せな出会いだけでなく、辛い経験も含め、すべての人との出会いや別れといった経験、人間関係が、この人生という学びの機会のために価値があるものだったのだ、と肯定的に考えられるようになります。
 

この本を読んで、大学時代にインドを旅したときに感じた人間の宿命や輪廻転生、人生における人との辛い別れの必然性などを思い出しました。味わい深い本です。
私の陳腐な要約では、この本の内容は到底語りきれないので、興味があれば、ご自身で目を通してみてください。