読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~
勝間和代さんの本「読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~」を買って読んでみた。
読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 79回
- この商品を含むブログ (222件) を見る
勝間和代さんについては、彼女の勉強法系の本や雑誌の記事・インタビューなどは何冊か本屋で立ち読みしたことはあるが、実際に買って読んだのはこれが始めてである。
この本に書かれている勝間さんの読書術については、既にこれまでの本や雑誌などで書いてある内容と大きく変わることはないので、自分としては、読書術の本というより、「いかに売れる本を作るか、いかに本を売るか」を知る上で参考になった本であった。
(私もいつか本を出してみたいな、と考えているので…)
私は、勝間和代さんについては、書いている本の内容もさることながら、マーケティングが非常に優れた人だと考えている。彼女の書いている内容自体は、他の本にもあることも多いのだが、いかにそれをわかりやすくまとめ、いかに読者に訴求し届けるか、が、これまでの本の著者よりも非常に上手いのではないかと思う。
ただ、勉強法やスキル系の本は、もうあらかた出し尽くした感もあるような気がするので、今後彼女が出す本がどのように進化するかが、興味深いところである。
そんなことを偉そうに書いている私も私だが、一度ご本人の話を聴いてみたいので、今週金曜日に、彼女の講演会に行ってみる予定である。その感想はまた後日レポートしたい。