リーダー育成の現状と動向について探る

昨日は、グローバル&自立型人材育成に取り組む、グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社代表取締役布留川勝氏と、柔道100キロ超級石井慧選手(北京オリンピック金メダリスト)や早稲田大学ラグビー部中竹監督(大学選手権優勝)のメンタルコーチでもある、株式会社ピークパフォーマンス代表取締役平本あきお氏の講演を聴く機会があった。


布留川氏からは、グローバルな観点で見た、我が国のグローバルリーダー育成の現状と動向について理解が深まる話を伺うことができた。
平本氏からは、リーダーのメンタルコーチングによるパフォーマンスアップの方法について理解が深まる話を伺うことができた。さすが、オリンピック金メダリストやスポーツチームの監督にもメンタルコーチングを行っているだけあって、聞いているだけでもエネルギーが湧いてくるようなその話しぶりには、驚きだった。


いずれの方からのお話からも、リーダーとして大切なのは、自立した個としての自分自身や、他人にエネルギーを与えるコミュニケーション力、他人を理解し尊重する力などなのだ、という、私自身がよく思うことを、また実感させられた。


今や、野村がリーマン・ブラザーズのアジア部門のみならず欧州・中東部門も買収し、三菱UFJモルガンスタンレー筆頭株主になる時代である。一見、見かけはいいが、果たして日本企業に、どれだけこのようなグローバルで難易度の高い仕事をうまくリードできる人材がいるだろうか?グローバルリーダー育成には時間がかかる一方で、それはもはや我が国にとって喫緊の課題となっていると感じる。


リーダー育成のあり方については、今後とも引き続き研究していきたい。